■作家名
榎本由美/安武わたる/なかのゆみ
■紹介文
子供は親を選べない――。
2010年2月、16歳で虐待死した女の子は、身長137cm、体重27kgしかなかった。娘、母、児童相談所職員の3名の立場から凄惨な虐待を描いた衝撃の実話、【お母さん寒いよここにいて(榎本由美)】。
我が子の下着を売り、裸の写真を撮った銭ゲバ母。写真の内容が次第にエスカレートしていくなか、母親のとった行動は…。【マザーコンプレックス~ただ、愛してほしかった~(安武わたる)】。
長い間体調不良だった長女の体内から、32本の針が見つかった!?義母による虐待と姉妹間格差に、娘たちは…。【32本の動く針(なかのゆみ)】。
年々増加していく児童虐待通告件数。なぜ親たちは毒となったのか?
虐待された児童の心理・虐待した親の心理を描く。
毒親オムニバス3選を収録。
※本作は「家庭サスペンス」等に掲載されていた作品を電子配信用に再編集したものです。